リーダーになるための条件(講演1)
2006年 08月 02日
なんと、昨日、学校のロッカーを整理していたら出てきました!
えのさん自身の備忘録として、ここにデジタル化しておきます。
以下は、昭和61年(1986年)8月6日、日本理容美容教育センターの全国夏期研修会での講演内容をまとめたものです。
講師は、作家で銀行員。「2足のわらじ」で有名な山田智彦氏(昭和11年生まれ)です。
1 人の上に立つ資格
・いては、その親しむ所を見る
(その人が家にいる時、浪人をしている時の態度に本質がある)
・富みては、その与える所を見る
(お金の使い方で程度が分かる、人材の育成に金を使う)
・達しては、そのあぐる所を見る
(人物になって、その人が人にどのような本を薦めるかでわかる)
・窮しては、その成さざる所を見る
(大人物は、駄目な時は何もしないものだ)
・貧しては、その取らざる所を見る
(もらって良いものと、いけないものの区別が出来る、
人間のプライド)
2 リーダーになる人は勉強を怠らない
「大脳生理学」(1〜2冊読む)
「経済学の基礎」に関するもの
「文学」(人間を知るのに役立つ、特にシェークスピア)
「歴史」(中公文庫「日本歴史」・「世界の歴史」)
「哲学」(特にギリシャ哲学が源流、ソクラテス、プラトン、
アリストテレス)
3 中国の帝王学の三原則
1 物事の原理原則を教えてくれる師をもっこと
2 何事も正確に直言してくれる部下をもつこと
3 幕賓(ばくひん・社外の相談役で、胆識のある人)をもつこと
胆識=決断力 + 実行力 +見識(知識と志)
4 骨相学の「人を見抜く方法」
1 曲眉(きょくび)
2 豊頬(ほうきょう)・・・逆3角形は駄目
3 大耳(たいじ)・・・耳の上半分(精神力)下半分(財力)を示す
4 鞭体(べんたい)・・・ムチのようにしなう体
5 清声(せいせい)
銀行の最終融資決定に使う。
各100点で500点満点、250点でたいしたもの。
5 松下幸之助、会社の最終面接で・・
「あんさん、按摩(あんま)やりまっか?」
(自分の両親の肩を揉むか?)
つまり、人の気持ちに通じ合う要素を大切にする。
6 右脳刺激読書法
1「ギリシャ神話の女たち」筑摩書房・・歴史
2「インフレーションの話」日経文庫・・教養
3「白夜を旅する人々」 新潮社 ・・文化
4「赤の広場」 中央公論・・エンターティメント
1から4のようなジャンルが違う本を2週間から1ヶ月で連続して読むと、
右脳が不思議な作用を及ぼす。
7 心が弱った時に読むエンターティメント小説
1 ケン・フォーレット「レベッカの鍵」「針の眼」「トリプル」
(早川文庫・集英社文庫)
2 フレデリック・フォーサイス「ジャッカルの日」など
3 フリー・マントル「〜した男シリーズ」(新潮社文庫・
香港を舞台にしたものは駄作)
4 ロバート・ランダム「暗殺者」などどれも面白い(新潮社文庫)
5 ジェフリー・アーチャー「大統領に教えますか」(新潮社文庫)
えのさん自身の備忘録として、ここにデジタル化しておきます。
以下は、昭和61年(1986年)8月6日、日本理容美容教育センターの全国夏期研修会での講演内容をまとめたものです。
講師は、作家で銀行員。「2足のわらじ」で有名な山田智彦氏(昭和11年生まれ)です。
1 人の上に立つ資格
・いては、その親しむ所を見る
(その人が家にいる時、浪人をしている時の態度に本質がある)
・富みては、その与える所を見る
(お金の使い方で程度が分かる、人材の育成に金を使う)
・達しては、そのあぐる所を見る
(人物になって、その人が人にどのような本を薦めるかでわかる)
・窮しては、その成さざる所を見る
(大人物は、駄目な時は何もしないものだ)
・貧しては、その取らざる所を見る
(もらって良いものと、いけないものの区別が出来る、
人間のプライド)
2 リーダーになる人は勉強を怠らない
「大脳生理学」(1〜2冊読む)
「経済学の基礎」に関するもの
「文学」(人間を知るのに役立つ、特にシェークスピア)
「歴史」(中公文庫「日本歴史」・「世界の歴史」)
「哲学」(特にギリシャ哲学が源流、ソクラテス、プラトン、
アリストテレス)
3 中国の帝王学の三原則
1 物事の原理原則を教えてくれる師をもっこと
2 何事も正確に直言してくれる部下をもつこと
3 幕賓(ばくひん・社外の相談役で、胆識のある人)をもつこと
胆識=決断力 + 実行力 +見識(知識と志)
4 骨相学の「人を見抜く方法」
1 曲眉(きょくび)
2 豊頬(ほうきょう)・・・逆3角形は駄目
3 大耳(たいじ)・・・耳の上半分(精神力)下半分(財力)を示す
4 鞭体(べんたい)・・・ムチのようにしなう体
5 清声(せいせい)
銀行の最終融資決定に使う。
各100点で500点満点、250点でたいしたもの。
5 松下幸之助、会社の最終面接で・・
「あんさん、按摩(あんま)やりまっか?」
(自分の両親の肩を揉むか?)
つまり、人の気持ちに通じ合う要素を大切にする。
6 右脳刺激読書法
1「ギリシャ神話の女たち」筑摩書房・・歴史
2「インフレーションの話」日経文庫・・教養
3「白夜を旅する人々」 新潮社 ・・文化
4「赤の広場」 中央公論・・エンターティメント
1から4のようなジャンルが違う本を2週間から1ヶ月で連続して読むと、
右脳が不思議な作用を及ぼす。
7 心が弱った時に読むエンターティメント小説
1 ケン・フォーレット「レベッカの鍵」「針の眼」「トリプル」
(早川文庫・集英社文庫)
2 フレデリック・フォーサイス「ジャッカルの日」など
3 フリー・マントル「〜した男シリーズ」(新潮社文庫・
香港を舞台にしたものは駄作)
4 ロバート・ランダム「暗殺者」などどれも面白い(新潮社文庫)
5 ジェフリー・アーチャー「大統領に教えますか」(新潮社文庫)
by eno_san
| 2006-08-02 20:20
| ■世界を驚かそう