↑大阪の適塾なのだ。えのさんと緒方洪庵先生とのツーショット。この東京大散歩日記は、新天地を求めて、引っ越しました。これからは「えのさんの東京パラダイス」。ヨロシク。


by eno_san
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銀座・米倉が「銀座百点」に。

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おや、誰かと思ったら、嵐山光三郎さんの後ろに、満さんがニコッと。

以下、「銀座百点」4月号から嵐山さんの文章を抜粋します。文中に登場する米倉近氏は、うちの2代目校長なので、お許しを。

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米倉の創業は大正7年で、震災後に銀座に進出した。戦前は4店の支店があった。いまはホテルオークラほか、大阪・京都・広島・神戸・アムステルダムに7つの支店がある。銀座店はその総本山である。

慶応ボーイの米倉さん(4代目)は、今年で還暦になる、と言う。「理髪というものは、家庭の化粧室の延長だ」というのが創業者米倉近のモットーだった。大正から昭和初期にかけては、和服にあうヘア・スタイルが求められ、米倉スタイルのショート・カットが一世を風靡(ふうび)した。

米倉は技術のみならず、ソフトな応対で顧客に魔法をかけて、運を授けるのである。

ぼくの髪はくせ毛で、しかも薄くなりかけているから、18年ぶりに米倉マジックをほどこしていただきたい。

髪を蒸してタオルで濡らしてからカットし、片栗粉とメリケン粉を混ぜた粉ではたく。こうすると、切りの残した毛がわかる。チャッ・チャッ・チャッと手ぎわよく、刈り方がナイーブでまことに気持ちがいい。しばし眠ってしまった。刈りあげてから髪をオリーブオイルでマッサージしたところで、目を覚ました。座ったままシャンプーしてくれる。

米倉で調髪すると自分の値が高くなったように感じられる。世間というのは、どうもそのようにできているのだ。

理容米倉を出て、黄昏の銀座を歩くと、クラブのお姐さんたちの出勤時間だ。で、壇さんと、「どこか、古いクラブでも行ってみようか」と顔を見あわせた。
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by eno_san | 2006-04-30 00:01 | ★おしゃれに街へ